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ギックリ腰

ギックリ腰

ぎっくり腰に対する筋筋膜的アプローチでは、主に鍼灸治療が効果的とされています。鍼治療は、痛みの原因となる筋肉の緊張を効率的に和らげ、患部への刺激を最小限に抑えながら血流の改善を促します。また、鎮痛物質の分泌を促し、痛みを緩和する効果も期待できます。

ぎっくり腰について

ぎっくり腰は、急性腰痛症の通称で、「魔女の一撃」とも呼ばれるほど急激で激しい痛みを伴うものです。重いものを持ち上げた時や、くしゃみ、咳、腰をひねるなどの日常動作で突然発症することがあります。

画像の説明
発生原因

ぎっくり腰の主な原因は以下の通りです。

筋肉の硬直や柔軟性の低下:運動不足や長時間同じ姿勢での作業が筋肉の柔軟性を奪い、損傷しやすくなる。

筋膜の癒着や機能不全:筋肉を覆う筋膜が癒着すると,動きが制限され、腰部にストレスが集中する。

疲労の蓄積:日頃から腰を酷使することで、筋肉が硬くなり弾力性を失い、断裂しやすくなる。

骨盤や姿勢の歪み:骨盤のバランスが崩れると腰に不自然な負荷がかかる。

睡眠不足や冷え:筋の緊張や細胞を劣化させ、ぎっくり腰を誘発する。

筋筋膜性腰痛とは

筋筋膜性腰痛は、筋肉や筋膜に生じた微細な損傷、緊張、血流障害が原因で起こる腰の痛みです。レントゲン検査では異常が見られないことが多いですが、鍼治療の対象となる「トリガーポイント」が痛みの中心となることもあります。

鍼灸指圧治療のアプローチ

筋筋膜性腰痛に対する鍼灸治療では、主に以下の方法が取られます。

体の深部にある深層筋に直接アプローチし、筋肉の緊張を緩める。

全身のツボを刺激し、痛みを軽減する。

鍼に電気を流し、筋肉の動きを促して筋肉を緩める方法を用いることもある。

鍼治療のメリット

最小限の刺激で緩和

患部への刺激を抑え、筋肉を緩める 深い筋肉に届く マッサージでは届きにくい深層筋に直接アプローチできる。

鎮痛効果

脳から鎮痛物質が分泌され、痛みを緩和させる効果が期待できる。

血流促進

血行を促進し、回復を早める 治療点(ツボ)の例 ぎっくり腰の治療には、腰だけでなく手足のツボも活用されます。

腰腿点(ようたいてん):手の甲側、人差し指と中指、薬指と小指の付け根の間のくぼみ。

腎兪(じんゆ):ウエストラインで背骨から外側に少し離れた場所。

委中(いちゅう):膝裏の横じわの中央。

金門(きんもん):足の外側にある骨のでっぱりの後ろ。

ぎっくり腰になった時の対処法

ぎっくり腰になった直後は、安静にすることが重要です。

安静にする:痛みのピークは2~3日と言われているため、この期間は無理せず安静にする。

患部を冷やす:初期は患部に炎症が起きているため、冷やすことで炎症を抑える。動けるようになったら温める。

腰に負担をかけない姿勢:就寝時は膝を曲げたり、横向きに寝たりして腰への負担を減らす。

ぎっくり腰だと思っていても、稀に別の疾患が隠れている可能性もあるため、痛みが長引く場合や悪化する場合は医療機関を受診することをお勧めします。

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