立ち上る時の腰痛
立ち上がる時の腰痛
立ち上がる時の腰痛の鍼灸治療
立ち上がるときの腰の痛み、本当につらいですよね。鍼灸でどんなことができるのか、イメージしやすいようにまとめますね。
よくある原因
・立ち上がり動作で痛む腰痛は、レントゲンなどで原因が特定しにくい「筋・筋膜性腰痛」であることが多いとされています。
・腰やお尻、太ももの付け根などの筋肉がこわばり、姿勢を変える瞬間に痛みが出やすくなります。
・ぎっくり腰のように、立ち上がろうとした瞬間に「グキッ」「ポキッ」として急激な痛みが出るケースもあります。
鍼灸治療のねらい
鍼灸では、次のような点を狙って施術を行っております。
・腰・お尻・太ももなど、こわばった筋肉をゆるめる。
・痛みを感じにくくするよう、神経の興奮をしずめる。
・血流を良くして、回復しやすい状態にする。
・立ち上がり動作に関わる筋肉のバランスを整える。
慢性腰痛に対して、鍼治療は痛みや生活の質の改善に一定の効果があるとする研究報告もあります。
実際の治療
鍼灸院によって違いはありますが、一般的には次のような流れが多いです。
・痛みが出る動きの確認。
・立ち上がり方、前かがみ、後ろ反らしなどをチェックします。
・触って原因部位を探す。
・腰だけでなく、お尻や太もも、背中の筋肉も丁寧に触って硬さや痛みを確認します。
鍼灸での施術
・腰周りだけでなく、関連する筋肉やツボに細い鍼をします。必要に応じてお灸や電気を流す鍼を使うこともあります。
動きの再チェック
・施術後にもう一度立ち上がり動作をして、痛みや動きやすさの変化を確認します。
症例報告では、椅子から立ち上がる時に発症した筋・筋膜性腰痛が、数回の鍼灸治療で軽快した例も報告されています。
自分でできる動きの工夫
医療機関での診断を受けたうえで、次のような工夫が紹介されています。
・立ち上がるときは、少し膝を前に出し、上半身を前に倒してから立つ。
・いきなり腰だけで起き上がらず、脚の力をしっかり使う。
・長時間同じ姿勢を続けず、こまめに姿勢を変える。
ただし、痛みが強い場合やしびれ、発熱、尿や便の異常などがある場合は、すぐに整形外科などの医療機関を受診してください。
受診のポイント
鍼灸院を受診する際は、次の点を伝えると、よりあなたに合った施術を選んでもらいやすくなります。
・いつから痛いか・
・どの動きで特に痛いか。
・しびれや足の力の入りにくさがないか。
・病院での検査や診断を受けているか。
いまの腰の状態に合わせて「どこに鍼をすることが多いか」や「動き方の工夫」をもう少し具体的にお伝えできますが、次のどちらに近いか教えてもらえますか?
・立ち上がる瞬間だけズキッと痛むが、歩き出すと少しマシになる・
・立ち上がったあとも腰全体が重く痛く、しばらく続いている。