並木治療院の治療方法
並木治療院の治療方法
並木治療院の基本的な治療は背骨周りの筋肉を緩める事に有ります。
それは運動神経や知覚神経、自律神経に限らずすべての神経が脊柱内の脊髄から出ているからです。
まず上肢の神経は、すべて頚部や上背部の脊椎から出ています。
そして下肢の神経はすべて腰部の脊椎から出ています。
つまり上肢の痛みには手の疼痛部位だけで無く、手に行く神経の出る根源である頚部にも鍼を打ちます。
そして下肢の痛みには足の疼痛部位だけで無く足に行く神経の出る根源である腰部にも鍼を打ちます。
つまり痛みの現れた部位と共に脊柱からの神経の出口にも鍼を打つというのが治療の基本です。
そして、さらにもう一か所プラスαして病巣部の近医、中位、遠位に鍼を打って行きます。
例えば、坐骨神経痛でフクラハギから足先に痺れが出ている症状ならフクラハギから足先の圧痛の有る筋肉が近位で遠位が神経の出口の周囲の筋肉である多列筋、大腰筋で中位が梨状筋です。
脊柱からは必ず神経が出るので、遠位の刺鍼部位は変わりません。そして近位の局所は痛みの出ている所、中位は疾患ごとに神経の通り道が違うので症状によって変わります。
つまり、神経の出口の遠位、途中で神経と筋肉が交叉して圧迫の受ける中位、痛みの出ている局所の近位です。
この様に当治療院では誰でも納得のいくシンプルで分かり易い刺鍼法を採用して日々治療に当たっております。